食事の際に意識すること

若いうちは、唾液がたくさん口内で分泌されていたと思います。
唾液によって口内を除菌できていたので、口臭が気になることはありませんでした。
しかし年齢を重ねると唾液の分泌量が減り、口内が乾燥してしまいます。
それが口臭の原因になると、覚えておきましょう。
口臭対策をするなら、唾液をたくさん出せるような取り組みを行ってください。
最も良いのは、よく噛んで食べることです。
咀嚼すればそれだけ、唾液を分泌することができます。
また鼻ではなく口で呼吸している人も口内が乾燥しやすく、口臭が悪化すると言われます。
昔から口で呼吸する習慣があった人は、この機会に改めてください。
さらにこまめに水分補給をして、ダイレクトに口内に潤いを与えても良いと思います。
ただ水でなければ、水分補給になりません。
コーヒーやお茶、アルコールには利尿作用があり、逆に体内から水分が失われてしまいます。
また虫歯や歯周病といった病気が原因で、口臭が悪化していることがあります。
口臭が病気のサインということもあるので、気になる人は歯医者に行くことをおすすめします。
歯医者に行くと、口内を詳しく検査してくれます。
そのため、口臭の原因がすぐにわかります。
また医師から対策方法を教えてもらえるので、これから実践しましょう。
もし病気が口臭の原因だった場合でも、治療すると改善できるので安心してください。
発見が早ければ歯を失うリスクが低く、痛みもそれほど感じません。